iPadとMacBookのどちらを買うべきかを解説
こんにちは、白くまコージです!
iPadとMacBookのどちらを買うべきかを悩んでいる人は多いと思います。
今回は、iPadとMacBookの両方を保持し、どちらも日常的に使用している僕が、どちらを買うべきかを解説していきます。
どちらかが優れているというわけではなく、それぞれ得意・不得意があるため使用目的に合わせて最適な方を選択するのがよいと思います。
ただ、1つの大きなポイントは、iPadをパソコンの代わりとして使えるのか、という点です。
この辺りも、僕の経験も踏まえて解説いきたいと思いますので、購入を迷っている人は参考にしてみてください。
iPadはパソコンの代わりにならない?
iPadとMacBookのどちらを買うべきか考える上で、前提として知っておかなければならないことがあります。
それは
iPadはパソコンの代わりになるのか
という点です。
もし、iPadがパソコンの代わりになるのであれば、どちらを買うべきかの大きな指標となるはずです。
iPadはキーボードとトラックパッド(またはマウス)を接続すれば、パソコンのように使用することができます。
iPad専用のトラックパッド付きキーボードも販売されていることから、Appleもこの使用方法を推奨しているはずです。
僕も、一時期iPadを以下のような構成で使用していたことがあります。
キーボードとトラックパッドが使えるので、パソコンと同じような感覚で使用できます。
僕は、この構成で実際にiPadを数ヶ月間使用し、パソコンの代わりとなるのかを結論づけました。
結論
僕の結論は以下の通りです。
- iPadはパソコンの代わりにはならない
- ただし、一部の軽い作業のみするのであればiPadのみで十分
このように考える理由を説明していきます。
iPadがパソコンの代わりにならない理由
僕が考える、iPadがパソコンの代わりにならない理由は以下の4点です。
- 画面サイズが小さい
- 高度な作業がやりにくい
- マルチタスクがしにくい
- 拡張性が低い
画面サイズが小さい
iPadがパソコンの代わりにならない、最も大きな理由が「画面サイズが小さい」ことだと思います。
僕はiPad第10世代(一番安価なエントリーモデル)を使っているのですが、画面サイズは10.9インチです。
この画面サイズだと、どうしても作業領域が狭くなって、効率が全く上がりませんでした。
メモを取ったり、日記を書く程度であれば問題はないのですが、例えば表計算ソフトを使ってたくさんの数値を扱う作業の場合は、かなりストレスが溜まりました。
高度な作業がやりにくい
iPadはOSやスペックの特性上、高度な作業には向いていません。
パソコンで利用できるアプリケーションや機能などで、iPadで利用できないものは多くあります。
特にプログラミングや動画編集といった作業は、やはりパソコンにはかないません。
マルチタスクがしにくい
画面サイズが小さいことにも関連しますが、iPadではマルチタスクがしにくいです。
iPadでも複数のウィンドウを同時に表示させることはできますが、画面サイズが小さいため、どうしても作業効率は落ちてしまいます。
iPadでは、やはり一度に1つのアプリケーションを表示するのが限界だと感じました。
拡張性が低い
iPadには接続端子が1つしか付いていないため、拡張性が低いです。
外付けのディスプレイとハードディスクを同時に繋げつつ充電もする、といったことが標準では実現できません。
USBハブを用意すれば、実現自体は可能ですが、拡張性としては低いと言えるでしょう。
iPadがパソコンの代わりにならない理由は以上です。
デバイスの特性上、作業領域が狭くなり、かつ高度な作業がやりにくいのでパソコンの代わりとして使うのは難しいと思います。
ただ、キーボードを接続して作業する場合、メモを取ったり、日記を書く程度の軽い作業であればiPadでも十分にできると思います。
パソコンにはないiPadのメリット
ここまで、iPadがパソコンの代わりにならない理由を説明してきました。
そのため、iPadのデメリットばかり取り上げてしまったので、逆にiPadならではのメリットも紹介します。
僕が考える、パソコンにはないiPadのメリットは以下の点です。
- デスクがないところでもコンテンツ消費ができる
- タッチ操作ができる
- 持ち運びがしやすい
- MacBookと比較して価格が安い
デスクがないところでもコンテンツ消費ができる
iPadはソファーや車内といった、デスクがないところでもコンテンツ消費ができます。
重量がそこまでないため、ブラウジングや電子書籍の閲覧をデスクのないところでするには最適なデバイスだと思います。
パソコンもノートパソコンであれば膝に置いて使えなくはないですが、重量がそれなりにありますし、膝の上だと安定もしないため、この点はiPadの方が優れていると思います。
タッチ操作ができる
iPadはタッチ操作ができるため、パソコンよりも直感的な操作に向いています。
普段スマホをメインで使用している人にとっては、スマホと同じようにiPadを使用することができます。
特に別売りのApple Pencilを使えば、ペンや鉛筆を使うのと同じ感覚で文字やイラストを書くことができるようになります。
持ち運びがしやすい
iPadはサイズがコンパクトで重量も軽いため、持ち運びがしやすいです。
iPadの重量をMacBookと比較すると以下の通りとなります。
iPad (第10世代) | 11インチiPad Air(M2) | 13インチMacBook Air(M3) | 15インチMacBook Air(M3) | |
---|---|---|---|---|
重量 | 477 g | 462 g | 1.24 kg | 1.51 kg |
MacBookは1kgを超えるのに対して、iPadは500g以下なので、かなりの差があることがわかります。
特にカバンに入れて外に持ち出す場合は、大きなメリットになるでしょう。
家の中で使う場合でも、持ち運びがしやすければ、部屋と部屋の間の移動の時に負担に感じにくくなり、快適に使うことができます。
MacBookと比較して価格が安い
最後は価格になりますが、iPadはMacBookと比べると安価に購入することができます。
もちろんモデルによって価格が異なるのと、時期によって変動するので一概には言えませんが、iPadの一番安価なエントリーモデルであれば、MacBookのエントリーモデルの半値以下で買えるでしょう。
2020年以前と比較するとiPadの価格は上がってしまっていますが(2024年現在)、MacBookと比較すると手を出しやすい値段になっています。
iPadとMacBookのどちらを買うべきか
さて、ここまででiPadとMacBookの違いを見てきました。
ここからは、実際にiPadを買うべき人はどういう人か、MacBookを買うべき人はどういう人かを解説していきます。
iPadを買うべき人
MacBookと比較した場合、iPadを買うべき人は以下のような人だと思います。
- 高度な作業をする予定がない人
- ブラウジング・動画視聴・電子書籍を楽しみたい人
- 色々なところに持ち運んで使いたい人
iPadの特性を考えると、いろいろな場所でコンテンツ消費をするのに適したデバイスだと言えます。
また、高度な作業には向きませんが、キーボードを接続して軽い作業をするだけであれば問題なく使えるスペックがあります。
メモを取ったり、日記や家計簿をつけるくらいであればiPadで十分その役割をこなせるでしょう。
MacBookを買うべき人
iPadと比較した場合、MacBookを買うべき人は以下のような人だと思います。
- プログラミングや動画編集などの高度な作業をする予定がある人
- 作業効率を上げたい人
高度な作業をする場合は、パソコンが必須だと思います。
大きな画面でさまざまなタスクを同時にこなすのはパソコンでなければ難しいでしょう。
必要であれば外付けディスプレイなどの機器を繋げることもできるので、作業効率は格段に上がることでしょう。
僕が使っているiPadとMacBookを紹介
最後に僕が使っているiPadとMacBookを紹介するよ
僕が使っているiPad
僕が使っているのは、一番安価なエントリーモデルである第10世代iPadです。
用途はブラウジングと動画視聴がメインですが、特に問題なく快適に使用できています。
2024年に購入しましたが、5年くらいは使う予定でいます。寿命が長いのもiPadの魅力の一つだと思っています。
価格が一番安いため、初めてiPadを購入する人にオススメできるモデルになっています。
僕が使っているMacBook
僕が使っているのは、M3チップ搭載の15インチMacBook Airです。
メモリは16GB、ストレージは512GBのものを選びました。
用途はブログ執筆がメインで、調査や画像編集に使っています。他にも家計簿の管理などにも使っています。
MacBook Airには13インチのものもありますが、画面サイズが大きいものを使いたかったので15インチのものにしました。
画面サイズが大きいと作業効率も上がるため、この点は非常に満足しています。
まとめ:使用目的に合わせてiPadかMacBookを選ぼう
今回はiPadとMacBookのどちらを買うべきかについて解説しました。
どちらかが優れているというわけではなく、それぞれ得意・不得意があるため使用目的に合わせて最適な方を選択するようにしましょう。
Apple製品はどれも完成度が非常に高いため、使用目的さえ合っていればどちらを購入しても満足のいく結果になると思います。
値段が比較的高価なため、気軽に手を出しにくいところもあると思うので、よく吟味して決めていただきたいです。
以上、白くまコージでした!