ChatGPTのアカウント作成方法を解説
「ChatGPTって前から気になっていたけど、アカウントってどうやって作ればいいんだろう?」
「ChatGPTをアカウントなしで毎日使ってるけど、そろそろアカウントを作っておきたいな。」
そんな人のために、今回はChatGPTのアカウント作成方法を解説します。
ChatGPTのアカウントを作成すれば、最新のモデルを使用できたり、設定を保存できたりと便利に利用することができるようになります。
また、今年になってmacOS版のデスクトップアプリも登場したため、より手軽にChatGPTを利用できるようになりました。このアプリのインストール方法についても解説します。
最後にChatGPTにチャット内容を学習させない設定についても紹介します。
画像を使用して一つ一つの手順を丁寧に解説していくので、ぜひ最後まで読んでいってください。
ChatGPTとは
ChatGPTとはOpenAI社が提供するサービスであり、主にチャットベースでAI(人工知能)を利用することができます。
ChatGPTは質問に回答したり、創作活動を支援したり、会話をしたり、まるで人間と対話しているかのように振る舞います。
2022年に登場し、革新的なサービスとして多くのメディアにも取り上げられ大きな話題となりました。
2024年現在もAIサービスの代表格として存在感を放っています。
ChatGPTのアカウント作成方法
ここからはChatGPTの無料アカウントの作成方法を解説していきます。
なお、ChatGPTはアカウント登録なしでも利用できますが、以下のような制限があるため、継続的に利用するのであればアカウント登録をオススメします。
- 使用できるモデルがGPT-4o miniのみ
- チャット履歴が残らない
- 設定変更が残らない
それではChatGPTのアカウント作成方法を見ていきましょう。
ChatGPT公式サイトにアクセスし、右上の「サインアップ」を選択します。
メールアドレスを入力し「続ける」を選択します。
パスワードを入力し「続ける」を選択します。なお、パスワードは12文字以上である必要があります。
登録したメールアドレス宛にメールを送信したというメッセージが表示されるため、メールを開きます。
このようなメールが届いているはずなので「メールアドレスの確認」を選択します。
「メールが確認されました」のページが表示されます。
画面の指示に従って再度ログインするか、元の「メールを検証する」のページに戻ってページの再読み込みをします。
氏名と生年月日を入力し、利用規約とプライバシーポリシーを確認した上で「同意する」を選択します。
このようなチャット入力画面が表示されればアカウント作成は完了です。
お疲れ様でした。以上でアカウント作成は完了です。
試しに何かチャットに入力してみましょう。
「初めてのChatGPT」という題名の感想文を作成してください。
ちゃんと回答が返ってきましたね。
このような感じでChatGPTに依頼したい内容を入力して使います。
ChatGPTのmacOS版デスクトップアプリのインストール方法
アカウントを作成すれば、デスクトップアプリも使用できるようになるため、ここからはmacOS版デスクトップアプリのインストール方法を解説します。
ChatGPTログイン後の画面の右上にあるアカウントアイコンを選択し「macOSアプリをダウンロードする」を選択します。
表示されたダイアログの「ダウンロードする」を選択します。
次のダイアログで「許可」を選択します。
インストーラのディスクイメージファイル(拡張子dmg)がダウンロードされます。
インストーラのディスクイメージファイルを実行します。
すると次のような画面が表示されるため、左側の「ChatGPT.app」を右側の「Applications」にドラッグ&ドロップします。
これでインストールは完了です。
「アプリケーション」に「ChatGPT.app」が追加されていることを確認できます。
ChatGPT.appをダブルクリックし、アプリを起動します。
すると次のような警告が表示されるため「開く」を選択します。
アプリを起動すると、起動画面が表示されるため「ログイン」を選択します。
次のようなダイアログが表示されるため「続ける」を選択します。
ログイン画面が表示されるため、作成したアカウントでログインします。
ログインに成功するとChatGPTのアプリがチャット入力画面になります。これでデスクトップアプリ版のChatGPTが使用可能になります。
インストールが完了したら、ディスクイメージファイルは不要となるので削除しましょう。
以上でデスクトップアプリのインストールは完了です。
毎回ブラウザを立ち上げてサイトにアクセスする必要がなくなるため、macOSを使用している人はぜひ利用しましょう。
ChatGPTにチャット内容を学習させない設定
最後にChatGPTを利用する上での設定を一つ紹介します。ChatGPTにチャット内容を学習させない設定です。
個人情報漏洩のリスク
初期設定だとChatGPTはユーザーが入力したチャット内容をモデルの学習データに利用します。そのため、誤って個人情報などをチャットに入力してしまうとそれがモデルの学習に利用され、最悪の場合第三者に漏洩するリスクがあります。
過去にChatGPTに企業の機密情報を入力して、それが漏洩したケースも報告されています。
参考記事:サムスン、ChatGPTの社内使用禁止 機密コードの流出受け
このようなことが発生しないように、ChatGPTを使用する場合はチャット内容を学習しないように設定することをオススメします。
チャット内容を学習させない設定方法
それではChatGPTにチャット内容を学習させない設定方法をWeb版、macOSアプリ版それぞれで解説します。
Web版の場合
ChatGPTログイン後の画面の右上にあるアカウントアイコンを選択し「設定」を選択します。
サイドメニューの「データコントロール」を選択し「すべての人のためにモデルを改善する」を選択します。
「すべての人のためにモデルを改善する」をオフに設定し「実行する」を選択します。
「すべての人のためにモデルを改善する」が「オフ」になっていることを確認します。
以上でWeb版の設定は完了です。
macOSアプリ版の場合
メニューの「ChatGPT」→「設定」を選択します。
「データコントロール」を選択します。
「すべてのユーザー向けにモデルを改善する」をオフにします。
以上でmacOSアプリ版の設定は完了です。
個人情報漏洩のリスクに注意しながら、ChatGPTを利用するようにしましょう。
まとめ:ChatGPTを有効活用しよう
今回はChatGPTのアカウント作成方法、デスクトップアプリ版のインストール方法、ChatGPTにチャット内容を学習させない方法を解説しました。
ChatGPTを使用すれば、議事録を作成したり、プログラムコードを生成したりと様々な場面で活用することができます。
単純な会話をしてみるだけでも、今のAI技術がどれほど進んでいるかを実感することができるはずです。
有効活用すれば、作業効率は格段に上がることが期待できるため、ぜひ一度は使ってみてください。
以上、白くまコージでした!